床とシネマの日々

昭和の床と映画館をいったりきたり

京都みなみ座 2018.3.31

映画館閉館を機に行く私はハイエナみたい〜〜。

でも行かなければもう二度と観られない…。

 

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しかしながら、京都みなみ座は閉館ではなく

建物老朽化にともなう移転、一時閉館ということだったので

少し心は軽かった。

3月だけれども結構暑かった京都。

駅から劇場まで結構な距離を歩いた。

上映と上映の間も床を求めて歩き回ってヘロヘロになった記憶が。

 

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残念ながら最終上映のシークレットのチケットには間に合わず

13:50〜 ヤンヤン夏の想い出

19:25〜 楽日

のチケットを取った。

 

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こういう券売機もすっかり無くなったよね

 

ヤンヤン夏の想い出』はエドワードヤン監督、

完成作品としては最後の映画。人生の節目の物語。

『楽日』はツァイ・ミンリャン監督、

とある古い映画館最後の日を数名の観客を通して描かれた映画。

どちらもみなみ座の想いが…と感慨深く鑑賞。

 

とくに『楽日』の 幽霊のような観客や劇場の締めがそのまま

現実と繋がるような不思議な感覚に。

 

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ものすごいサインの数だったなあ

 

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うひょー大迫力 ! 誰が描かれたものだったんだろう

 

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壁一面に貼られてたリーフレット。懐かしい作品がいっぱい

 

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壁にもサインがみっしり

 

1963年12月開館

2018年3月31日閉館

2019年8月23日移転開館